今日は学生の頃の話。
友人が映画館でアルバイトしていたんですが、うちの映画館に⚪︎⚪︎くるって!(分かんないけど何となく名前伏せました笑)と聞いてんぇぇ⁈って声が出たのを覚えています。
ドラマで知ってからすごく好きな俳優さんだったので。
速攻バイトの休みを取りました。ただ、その日がちょうど大事な資格試験の前日で。どう考えても呑気に映画見てる場合じゃ無かったんです。
でもさ、もう行かないなんて選択肢はないよね。⚪︎⚪︎さんのほうからこっちに出向いてくれるって言うのにさ。
そうして行くことを決めました。
その日は学校だったんですが、もう朝からワクワクが止まらなくて。
今死ぬわけにはいかないと思って学校の階段もめちゃくちゃ丁寧に上り降りしたよね。
一段一段踏みしめて。
そして資格勉強をギリギリまでした。
親の車で向かったんですがその時もテキスト見てた。
なんなら映画館に持って行こうとした。
全力で止められて辞めたけど。
で、映画館に着いたらもう人がいっぱい居たよね。都会きたかと思ったわ。
座席は真ん中らへんの通路側。映画は大人しく観たけど正直あんまり話入ってこなかったよね。
だっていまからこの映像の人出てくるんだもん。
終盤にはみんなソワソワソワソワしてました。
そしたら司会の方が出てきて、ついに登場したんです!
もう何処から⁈ってみんなが目かっぴらいてた。
そしたら後ろの左奥の扉から入場されたんです。なので左側の席の人は握手とかしてもらっててウワァいいなぁ!って感じでした。
でも遠くても明らかに眩しかったです。あの距離でももうオーラに吹き飛ばされそうでした。
そこから前でお話されてる時、母と私はもうかっこいい…。かっこいい…。とボソボソ言ってました(怖いわ)
それ以外の言葉が浮かびませんでした。もう瞳が綺麗すぎた。
お話が終わって退場される時、来た道を帰るんだと思っていたら、まさかの真ん中通路に向かって歩き出して。
エッッて。
え、こっちくるやんみたいな。
みんな目をハートにして手を差し出してて。もうどうしようどうしようってなったけど父がすかさずこんな機会無いから握手してもらいなよって言うもんで、
急いで全力で手汗を拭いてパッと出したら、気づいてくださって握手してくれました。
もう一生手洗いたくないと思いました。
すごいなと思ったのが一人一人に目をしっかりと合わせて握手されていたこと。本当に印象が良い人だなと。
その後興奮状態で映画館から出ると、友達がドリンクを回収しながらあ!どうだった⁈と聞いてきたので、んもぅぅう最高だったよ!!!!と返しました。
あとからその友達には、あんなにテンション高いの初めて見たわと引き気味で言われました。
学校に行ってその日の話をすると、頭触って!と女の子達に言われ、きゃー間接的に⚪︎⚪︎に頭ポンポンされたーっっ!みたいなのがしばらく流行りました。
興奮から勉強にモードを戻すのは難しいが、次の日は資格試験。
正直受かる気がしなかった。もう⚪︎⚪︎さんに会えたことで運使い果たしたやろと。
長机に2人ずつ座るスタイルだったんだけど、私の机の人が消しゴム5つくらい置いてて。
いやどんだけ間違える予定なん。
その割に鉛筆は一本なんかい。とか試験前に余計なことばかり考えて。
しかも試験中本当によく消すから、机揺れてめっちゃ気が散った。
そんなこんなで落ちても悔いはないと思ってたけど奇跡的になんとか受かり、⚪︎⚪︎さんにも会えたし資格も取れた本当に全てが良かったです☆